レトロゲームファンにとって嬉しいニュースが届きました。
1987年に発売された名作シューティングゲーム
ザナックEX
が、2026年3月18日にSteam向けタイトルとして復活します。
本作は
D4エンタープライズ
が展開するレトロゲーム配信プロジェクト
プロジェクトEGG
の一環として配信されるもので、かつてMSX2で人気を博した縦スクロールシューティングが現代のPC環境で楽しめるようになります。
戦略性の高いシューティングゲーム
『ザナックEX』は、1986年に登場した
ZANAC
の後日譚にあたる作品です。

プレイヤーは最新鋭戦闘機AFX-6502「ザナック」を操作し、有機知性体との激しい戦闘に挑みます。
本作の特徴は、単純な弾幕シューティングではなく「戦略的な武器システム」を重視している点です。
戦闘中に出現する数字チップを集めることで特殊弾を変更でき、同じチップを連続で取得すると武器が強化されます。
例えば以下のような武器が存在します。
貫通弾
全方位弾
バリアー
振動弾
回転弾
プレイヤーの戦術によって戦い方が大きく変化するため、単なるシューティングゲーム以上の奥深さがあります。
画期的だった「ALCシステム」
『ザナックEX』を語る上で欠かせないのが「ALC(自動難易度調整)」です。
これはプレイヤーの行動に応じて敵の攻撃パターンが変化するシステムで、当時としては非常に革新的でした。
例えば、敵の基地を破壊したり偵察機を撃破すると敵の攻撃が弱まることがあります。
逆に、プレイヤーが有利な戦い方を続けると敵の攻撃が激しくなるため、常に緊張感のあるゲーム展開が楽しめます。

Steam版ならではの新機能
今回のSteam版では、オリジナル版の魅力を残しつつ現代向けの機能も追加されています。
特に注目されているのが「シーンセレクトモード」です。
このモードでは、特定のステージやボス戦をすぐにプレイできるため、忙しいプレイヤーでも名シーンを気軽に体験できます。
さらにSteam版では以下の機能も追加されています。
アチーブメント対応
スコアアタックモード
オンラインリーダーボード
リプレイ再生機能
これにより、昔ながらのハイスコア競争をオンラインでも楽しめるようになりました。
同ジャンル作品との比較
縦スクロールシューティングゲームとしては
雷電
や
R-Type
などが有名です。
これらの作品が弾幕やステージ演出を重視しているのに対し、『ザナックEX』はAIによる難易度調整システムを採用している点が特徴です。
そのため、プレイごとに異なるゲーム展開が生まれ、同じステージでも毎回違った戦い方が求められます。
総評
『ザナックEX MSX2』のSteam版リリースは、レトロゲームファンにとって非常に嬉しいニュースと言えるでしょう。
革新的なALCシステムと戦略的な武器選択は、今プレイしても十分に楽しめるゲームデザインです。
近年はレトロゲームの復刻が増えていますが、本作はシューティングゲーム史においても重要な作品の一つです。
Steam版によって新しい世代のプレイヤーがこの名作に触れられることは、ゲーム文化にとっても大きな意味を持つでしょう。
- 公式Twitter『EGGなう!』URL:https://twitter.com/project_egg
- 配信サイトURL:https://store.steampowered.com/app/4402830/EGG_EX_MSX2/