中国時代劇ドラマ「子夜帰」で主演を務めるティエン・シーウェイ(田曦薇)に対し、「男主(男性主人公)運が悪すぎる」との同情が広がっている。
同作は18日に騰訊視頻(テンセントビデオ)とDisney+(ディズニープラス)で配信を開始したファンタジー時代劇。ティエン・シーウェイとシュー・カイ(許凱)の共演で注目を集めたが、配信直後からシュー・カイのスキャンダルが噴出。元交際相手を名乗る女優やインフルエンサーが暴露を繰り返し、さらには「凡人修仙伝」で注目された女優チャオ・チン(趙晴)の名前まで浮上し、連日ネットを賑わせている。業界では「シュー・カイのキャリア最大の危機」とも報じられている。
この騒動を受け、中国のSNS・微博(ウェイボー)では「男主運が悪すぎる」「3回目の悲劇」といったハッシュタグが拡散。ティエン・シーウェイの“相手役の不運”が話題となり、トレンド上位に食い込んだ。
エンタメメディアによると、ティエン・シーウェイは過去にも同様の経験がある。2022年に主演した「卿卿日常〜若様と恋する日々〜」の配信期間中には、共演相手のバイ・ジンティン(白敬亭)にソン・イー(宋軼)との交際報道が浮上。また、8月にクランクインした最新作「天才女友」ではフー・イーティエン(胡一天)と共演中だが、その直後にフー・イーティエンが女性との手つなぎ姿を撮られ、私生活で注目を浴びてしまった。
さらに「子夜帰」については、シュー・カイのスキャンダルの影響でスポンサー企業が次々に撤退。報道によれば、26日時点で広告スポンサーはわずか2社に減少しているという。
配信開始早々から波乱に見舞われた「子夜帰」。作品自体の評価に注目が集まる一方、主演女優ティエン・シーウェイの“相手役不運”は、しばらくファンの間で語られ続けそうだ。