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月曜日, 12月 8, 2025

シャオ・ジャン主演作『得閒謹制』、前売り券がわずか5日で1億元突破

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小林 舞
小林 舞
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―― 中国映画市場で際立つ注目作として急上昇

人気俳優シャオ・ジャン(肖戦)主演の映画『得閒謹制』が、公開決定からわずか5日間で前売り券売り上げ1億元(約21億9700万円)を突破し、大きな話題となっている。11月28日の上映発表を機に一気に関心が高まり、短期間で億単位に到達したことで、作品への期待値の高さが鮮明に示された。

本作は、1943年に湖北省西部で起きた鄂西会戦(日本語では江南殲滅作戦として知られる)を背景とする物語で、南京の市民が鉄器や農具を改造し、武器として敵に立ち向かう姿を描いている。シャオ・ジャンが演じるのは、当時高級技師に与えられた称号を持つ「八級鉗工」の莫得閒という職人である。

役作りにおいては7.5キロの減量を行い、金属加工の技能を習得し、さらにせりふの南京方言まで練習したと報じられている。恐怖により表情筋が震える演技など、細部にまでこだわった表現が評価を集め、公開前から演技面への注目も高まっている。

シャオ・ジャンにとって、前売り券だけで3億5700万元(約78億4800万円)を記録した武侠映画『射鵰英雄伝:侠之大者』に続き、億単位の売り上げを達成した2本目の作品となり、中国国産戦争映画としても大きな快挙となった。今年、中国で公開された映画のうち、前売り券が1億元を超えた作品は9.3%にとどまる中、『得閒謹制』はシャオ・ジャンの影響力を背景に突出した存在感を示している。

現在は最終興行収入の予測で示されている20億元(約440億円)にどこまで近づくのかが焦点となっており、公開に向けた期待はさらに高まりつつある。

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