2000年に発売された名作RPG『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』が、フルリメイク作『ドラゴンクエストVII Reimagined』として登場する。本作では、原作の壮大な物語を継承しつつ、ビジュアルやシステム面を中心に大胆な再構築が施されている。

最大の特徴となるのが、キャラクター表現に採用された“ドールルック”と呼ばれる手法だ。キャラクターデザインを手掛けた鳥山明氏のイラストを忠実に再現した木彫りの人形を制作し、それをスキャンして3DCG化することで、温かみと立体感を併せ持つ独自のビジュアルを実現。キャラクターたちは、同じく3DCGで再構築された世界を舞台に、新たな冒険へと旅立つ。
ゲームシステム面では、ふたつの職業を同時に扱える仕様や、「バーストチャージ」など職業ごとの特性を活かした新要素が追加され、戦略性が向上。一方で、石版探しの難度を引き下げる調整や、物語の本筋との関係が薄いエリアや寄り道要素の整理など、全体のテンポを重視した大胆な取捨選択も行われている。

物語の舞台は、原作同様、エスタード島と呼ばれる孤島。主人公は親友である王子キーファとともに、不思議な石版のかけらを発見することから、海を越え、時を超える壮大な冒険へと巻き込まれていく。各地に散らばる「石版のかけら」を集めることで世界は徐々に広がり、やがて邪悪な存在と、隠されていた世界の真実が明らかになっていく。
台座の先で展開される物語には、選択によって展開が変化するエピソードや、新たに追加されたストーリーも用意されており、原作を知るファンにとっても新鮮な体験が期待できそうだ。
原作の魅力を大切にしながら、現代的な遊びやすさと新たな表現を融合させた『ドラゴンクエストVII Reimagined』。長年のファンはもちろん、初めて本作に触れるプレイヤーにとっても、壮大な冒険の入り口となる一本になりそうだ。