カプコンの人気シリーズ『バイオハザード』の世界観をベースにしたスマートフォン向けタイトル
『BIOHAZARD Survival Unit』が、2026年2月5日よりサービス提供地域を大幅に拡大した。新たに韓国、台湾、香港、マカオ、さらにアラビア語圏を含む25の国と地域で配信が開始され、対応エリアは日本を含む176の国と地域へと広がっている。
今回の拡大で注目すべき点は、単なる配信地域の追加に留まらず、アラビア語を含む11言語対応が同時に実装されたことだ。プレイヤーは言語設定を自由に切り替えることができ、既存ユーザーも含めて、より多様な文化圏のプレイヤーが同じ戦場に集う環境が整えられた。

『BIOHAZARD Survival Unit』は、アニプレックスとJOYCITY Corporationが共同開発したサバイバル戦略シミュレーションであり、原作の恐怖演出をそのまま再現するのではなく、「極限状況下での判断と管理」に焦点を当てている。プレイヤーはシリーズおなじみのキャラクターたちと協力しながら、拠点を築き、資源を管理し、迫り来る脅威に備えていく。
物語の中心にあるのは、「感染が日常となった世界で、人はどのように秩序を保つのか」という問いだ。ゾンビとの戦闘だけでなく、人と人との協力、組織の維持、選択の積み重ねがストーリーとして描かれていく点は、戦略ゲームならではのアプローチと言えるだろう。
筆者の視点では、今回のグローバル展開は本作が“IPファン向けの派生作品”から、“世界規模の戦略シミュレーション”へと一段階進んだことを示している。多言語・多地域化によって生まれるコミュニティの広がりが、今後の物語やメタゲームにどのような影響を与えるのか。長期運営型タイトルとしての成長に、引き続き注目したい。