Nintendo Switch™ 2向けダウンロードソフト『お絵かきキング』が、2026年2月5日より配信を開始した。本作は『声マネキング』『逆再生キング』で知られる宮澤卓宏氏の最新作で、「AIが絵を採点する」というシンプルかつ強烈なアイデアを軸にしたお絵かきゲームだ。
ゲームの流れは非常に分かりやすい。Joy-Con™2のマウス操作でお題に沿った絵を描き、完成した瞬間に“AI先生”がその絵を評価する。ただ上手に描けばいいわけではなく、「AIにどう見えるか」を想像しながら線を引く必要がある点が、このゲームならではの面白さになっている。写実的に描いたはずの絵が低得点だったり、ラフな落書きが高評価を叩き出したりと、結果発表の瞬間には必ず笑いが生まれる。

物語性はほぼ存在しないが、「評価される側に立つ」という体験そのものが、プレイヤーの中で小さなドラマを生む。上手さより発想力、正確さよりノリが問われる設計は、子どもから大人まで同じ土俵で楽しめる。
同ジャンルの『スケッチ系パーティーゲーム』や『お題当てお絵かきゲーム』と比べると、『お絵かきキング』は“他人に見せる”より“AIに試される”点が大きな違いだ。評価基準が人間ではないからこそ、勝敗に角が立たず、場の空気が壊れにくい。これはパーティー用途では非常に重要なポイントだろう。

また、AIをソフト内に内蔵し、インターネット接続不要で遊べる点も評価したい。通信環境を気にせず、持ち寄りや旅行先でも即遊べるのは強みだ。
筆者の印象として、『お絵かきキング』は“長く遊ぶゲーム”ではなく、“何度も引っ張り出されるゲーム”だ。ルール説明がいらず、結果が分かりやすい。Nintendo Switch™ 2時代のパーティー定番枠として、静かに定着していく可能性は高いと感じる。