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火曜日, 2月 10, 2026

配信向けゲームに興味がある開発者は、「視聴者に何をさせるか」よりも「どこまで任せるか」を最初に決めるのが重要です。

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Taro Uno
Taro Uno
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2026年2月8日に開催されたインディーゲーム展示会 東京ゲームダンジョン11 で、ひときわ注目を集めたのが「THIRD」ブースでした。悪天候にもかかわらず、多くの一般来場者と開発者が足を止めた背景には、“配信そのものを遊びに変える”という明確なコンセプトがあります。

展示されたタイトルの中でも、『ボクがオニね』や『妄想少女』に加え、サードパーティ作品 ノヴァチェイサーズ が象徴的でした。視聴者が妖精としてゲーム世界に現れ、配信者と共闘・干渉する体験は、従来のコメント参加型配信とは一線を画します。Twitch拡張や投票型インタラクションと比べても、THIRDは“ゲームシステムそのものに介入する”点が際立っています。

開発者から寄せられた質問が技術・収益・設計に集中していた点も印象的です。これはTHIRDが単なる演出ツールではなく、ビジネスとして成立する配信向けゲーム基盤として認識され始めている証拠でしょう。賞金総額1,000万円の開発者コンテストも、挑戦を後押しする現実的な動機となっています。

総評として、「THIRD」は実況文化の次の段階を示す存在です。観る側が“参加者”になる体験は、配信の熱量を確実に引き上げます。一方で、ゲーム性とのバランス設計が成否を分けるため、安易な導入ではなく思想ごとの設計が求められる——そんな可能性と覚悟を同時に感じさせる展示でした。

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