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木曜日, 4月 30, 2026

アクアノートの休日|何も起こらないのに、ずっと潜っていたくなる不思議な体験

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小林 舞
小林 舞
5878762 北海道青山市南区田辺町青山5-8-7- admin@suppergamez.com

正直、このゲームの復刻を聞いたとき、ちょっと驚いた。
今の時代に“目的のないゲーム”って、むしろ珍しいから。

でもアクアノートの休日って、そういう常識から外れた作品なんだよね。
久しぶりに触れてみて、「ああ、この空気感、やっぱり唯一無二だな」と思った。

やることがない=自由、という贅沢

このゲーム、明確なゴールがない。
クエストもないし、敵もいない。

潜水艦で海に潜って、ただ泳ぐ。それだけ。
でも、それがちゃんと“ゲームとして成立している”のがすごい。

例えば:

  • 魚を眺める
  • 海底の地形を探る
  • 遺跡っぽい場所を見つける

やっていることはシンプルなのに、不思議と飽きない。
むしろ「次は何があるんだろう」と自然に続けてしまう。

最近のゲームって目的に追われることが多いから、
この“何もしなくていい時間”が逆に新鮮に感じる。

漁礁づくりという静かなやり込み要素

個人的に好きなのが、漁礁システム。

ブロックを積んで環境を作ると、
そこに集まる魚の種類が変わっていく。

これ、派手じゃないけどかなり面白い。
自分の手で海の一部をデザインしている感覚がある。

いわゆるクラフトゲームとは違って、
「効率」じゃなく「観察」が目的になっているのがこのゲームらしい。

リマスター要素は“ちょうどいい進化”

今回の復刻版で追加されたリマスターモード。
これが思った以上に良い。

魚のテクスチャが綺麗になっていて、
ただ眺めているだけでも満足感がある。

一方で、クラシックモードもちゃんと残っているのが嬉しい。
さらにブラウン管風のフィルターもあるので、
当時の空気感をそのまま再現できる。

この「新しさと懐かしさのバランス」はかなり丁寧。

他の“癒し系ゲーム”と何が違うのか

ジャンル的には『ABZÛ』や『Subnautica』と比較されると思う。

ただ、このゲームはかなり方向性が違う。

  • 『Subnautica』→ サバイバル要素あり
  • 『ABZÛ』→ 演出重視のアート作品
  • 『アクアノート』→ ただ存在する世界を体験する

この“何も強制されない感じ”は、他のゲームにはあまりない。

だからこそ、人によっては「退屈」と感じるし、
逆にハマる人はとことんハマる。

正直、人を選ぶ。でもそれでいい

このゲームは万人向けではない。

  • 目的が欲しい人 → 合わない
  • アクションが欲しい人 → 物足りない

でも、

  • のんびりしたい
  • 世界に浸りたい
  • 何も考えずに遊びたい

こういう人にはかなり刺さる。

個人的には、夜にヘッドホンつけて潜るのが最高だった。
音と静けさに包まれる感じが、他のゲームではなかなか味わえない。

製品情報

タイトル名 ARTDINK GAME LOG:アクアノートの休日
ジャンル 海洋アドベンチャー
発売予定日 2026年4月23日(木)
対応機種 Nintendo Switch / Steam
メディア ダウンロード
価格 2,200円(税込2,420円)
公式サイト https://www.artdink.co.jp/japanese/title/agl/
権利表記 © 2026 ARTDINK. All Rights Reserved.

結論|“何もない時間”を楽しめる人にこそ触ってほしい

アクアノートの休日は、今のゲームとは真逆の方向にある作品。

派手さも、分かりやすい達成感もない。
でも、その代わりに“静かな満足感”がある。

「ゲームに疲れたときに戻ってくる場所」みたいな一本。

正直、こういう作品が今また遊べるのはかなり貴重。
合う人には、長く付き合えるゲームになると思う。

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