ドラゴンボール ゼノバース3が2027年に発売されることが正式発表された。対応プラットフォームはPlayStation 5、Xbox Series X|S、PC(Steam)。シリーズの新章として、「AGE 1000」と呼ばれる未来世界が舞台になる。
単なる続編ではなく、世界観そのものを刷新する“仕切り直し”に近い位置づけだ。
新時代「AGE 1000」が示す方向転換
本作の最大の変化は、従来の時間改変ストーリーから一歩進み、完全に新しい時代設定へと移行した点にある。舞台となる西の都は大きく発展し、これまでのドラゴンボール作品にはなかった都市型の体験が強調されている。
プレイヤーは自分自身のキャラクターを作成し、「GS戦隊」の一員として物語に関わる。これは従来シリーズの“歴史介入型”から、“自分が物語の中心になる設計”へのシフトといえる。
この方向転換は、新規ユーザーの参入障壁を下げる一方で、既存ファンにとっては従来の魅力との距離を感じる可能性もある。

カスタムキャラクター重視の進化
『ゼノバース』シリーズの核であるキャラクターカスタマイズは、本作でも継承される。プレイヤーが自分の戦士像を作り上げる設計は、RPG的な没入感を生みやすい。
これは、固定主人公を中心とする『ドラゴンボールZ KAKAROT』とは対照的だ。KAKAROTが“原作追体験”に重点を置くのに対し、ゼノバースは“自分だけの物語”を重視する。
この違いは、どちらの体験を求めるかによって評価が分かれるポイントになる。
都市探索とコミュニティ体験の可能性
公開された情報からは、西の都を自由に歩き回る要素が強調されている。これは単なる拠点ではなく、プレイヤー同士の交流やイベントのハブとして機能する可能性がある。
近年のオンラインゲームでは、戦闘以外の“滞在型コンテンツ”が重要になっている。本作もその流れを取り入れていると見られる。
ただし、探索や交流がどこまでゲームプレイとして意味を持つかは、コンテンツ密度に大きく依存する。
◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤
「ドラゴンボール ゼノバース3 」
2027年 発売決定
◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤PlayStation®5 / Xbox Series X|S / STEAM®にて
「#ドラゴンボールゼノバース3 」2027年発売決定!#DBXV3#ドラゴンボール pic.twitter.com/Dm2RJOffyC— 「ドラゴンボール」家庭用ゲーム公式 (@dbgame_official) April 19, 2026
アニメーション演出とIP価値の強化
発表と同時に公開されたトレーラーでは、東映アニメーションによるオリジナル映像が使用されている。これは単なるプロモーションではなく、IPとしての魅力を強化する重要な要素だ。
『ドラゴンボール』は映像表現と強く結びついたブランドであり、その再現度はゲーム体験の評価に直結する。
一方で、ビジュアルの完成度が高いほど、ゲーム部分とのギャップが問題になるリスクもある。
結論:シリーズの再定義に踏み込む意欲作
『ドラゴンボール ゼノバース3』は、従来の延長線上ではなく、シリーズの再定義に踏み込んだタイトルだ。新時代「AGE 1000」と都市型体験は、これまでの枠組みを大きく変える可能性を持っている。
結論として、本作の成功は“新しさ”と“シリーズらしさ”のバランスにかかっている。どちらかに偏れば評価は分かれるが、両立できればシリーズの新たな基準になる可能性がある。