黄暁明、博士課程に不合格も再挑戦を誓う「学ぶこと自体に喜びがある」

俳優の黄暁明（ホアン・シャオミン）が、今年受験した名門・上海戯劇学院の博士課程に不合格となったことを明かし、来年の再挑戦を宣言した。

「人生を豊かにしたい」―挑戦の背景とは

黄暁明が受験したのは、アートマネジメントや作劇法を学べる上海戯劇学院の博士課程。中国の三大映画・演劇系大学のひとつであり、競争も厳しい。なお、俳優の金世佳（ジン・シージア）は同校の別部門で2番目の成績で合格したという。

最近のインタビューで黄暁明は、演技だけでなくスポーツや歌唱など、さまざまな分野への学びに対する興味が強まっていると語り、受験の動機は「学びを楽しみたい」という純粋な気持ちからだったと明かした。

「合否ではなく、学ぶことそのものに価値がある」

「もっと知りたい、もっと学びたい。それが実際に役に立つかどうかよりも、学んでいる過程が楽しい」と黄暁明は語り、結果にめげず来年も再受験する意欲を見せた。

「忖度なしの挑戦」に称賛の声も

映画界で多数の主演男優賞を獲得してきた黄暁明の“不合格”は一部で驚きをもって報じられたが、その潔い姿勢にはポジティブな反応も多い。「裏口入学がなかった」「クリーンな選考」として、上海戯劇学院の運営姿勢や黄暁明本人の挑戦に好感を示す声も見られた。

また、「年齢を重ねても学び続ける姿勢に敬服する」「自分も何かに挑戦したくなった」といった応援コメントも寄せられており、黄暁明の次なる挑戦に注目が集まっている。