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日曜日, 2月 1, 2026

かくれ鬼、CBT実施決定。短時間×非対称ホラーが示す新しい可能性

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Taro Uno
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FORCESが開発を進める非対称型対戦ホラーゲーム『かくれ鬼』のクローズドβテスト(CBT)実施が発表された。本作は、VTuberユニットぴくせれ~ど!**が開発に参加し、プレイヤーと共にゲームを磨き上げていくという点でも注目を集めている。

『かくれ鬼』は、深夜の廃校や廃村を舞台に、1プレイ約3分で決着がつく高速非対称対戦ホラーだ。プレイヤーは「隠れる側(ヒト)」と「捕まえる側(鬼)」に分かれ、懐中電灯を頼りに、光や音、わずかな気配を読み合う。短時間で完結する設計は、一般的な非対称ホラーゲームに見られる“1試合の長さ”というハードルを下げ、繰り返し遊びやすい構造となっている。

特徴的なのは、隠れる側がトランシーバーで会話できる一方、その音が鬼に察知されるリスクを常に抱えている点だ。協力と危険が表裏一体になっており、単純な隠密ゲームではなく、情報共有そのものが戦略判断になる。また、マップ内を徘徊する「第三の存在」が状況を撹乱し、ヒト対鬼という単純な構図に変化を与えている。

今回のCBTでは、2024年11月開催のHORROR GAME SHOW Vol.1で展示された体験版をベースに、行動選択や駆け引きを強化する複数のアップデートが反映されている。非対称ゲームで課題になりやすい役割間の有利不利や緊張感の持続について、調整が進められている段階と言えるだろう。

本作のもう一つの特徴は、開発プロセスそのものを公開し、プレイヤーと共有する姿勢にある。CBT期間中には、ぴくせれ~ど!による生配信形式の体験会が予定されており、あえて未完成のビルドを使いながら、操作感やバランスについて率直な意見交換が行われる。これは完成品を一方的に提示する従来型の開発とは異なり、インディーならではの距離感を活かした手法だ。

所感・考察

『かくれ鬼』は、非対称ホラーという既存ジャンルをなぞるだけでなく、「短時間」「情報共有のリスク」「第三勢力」という要素を組み合わせることで、遊び方の密度を高めようとしている点が興味深い。VTuberによる開発参加や公開型のCBTは話題性に目が向きがちだが、本質的な価値は、プレイヤーのフィードバックを前提とした設計思想にある。最終的な評価はバランス調整次第ではあるものの、実験的な試みとしては十分に意義のあるプロジェクトと言えるだろう。

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