デスクトップマスコットプラットフォーム『Desktop Mate』に、クリプトン・フューチャー・メディアが展開するバーチャル・シンガー鏡音リン、**鏡音レン**のDLCが、2026年1月28日12時より同時リリースされた。あわせて、両DLCをセットで購入できる割引バンドルも提供されている。
今回のDLC追加で注目すべき点は、キャラクターそのもの以上に、同時公開された新機能の存在だ。「マルチキャラクター機能(β)」では、複数のキャラクターを同時にデスクトップへ表示できるようになり、従来の“1キャラ鑑賞型”から一歩踏み込んだ使い方が可能になった。推しキャラを並べるだけでなく、作品やシリーズを超えた組み合わせを楽しめる点は、ユーザーの想像力を大きく広げる。

さらに、『Desktop Mate』初の試みとなる「コンビアクション機能」もオープンベータとして先行公開された。この機能は、特定の組み合わせによって専用アクションが発生するもので、現時点では鏡音リンと鏡音レンのペアのみに対応している。並べてクリックするだけで、自然にリンクした仕草が展開され、2007年の登場以来“常に二人一組”として歩んできた存在感を、デスクトップ上で直感的に感じられる設計だ。
注目すべきは、これらのアクションが派手な演出ではなく、日常動作に寄り添った形で実装されている点である。手を振り合う、片方が退場すると見送る、アラーム時に同時に反応する――いずれも「常にそこにいる存在」としての距離感を意識した作りになっており、単なる観賞用マスコットとは異なる方向性が見えてくる。
所感・考察
今回のアップデートは、新キャラクター追加というよりも、『Desktop Mate』が「キャラクターを置くツール」から「キャラクターと過ごす環境」へ進化しつつあることを示しているように感じられる。マルチキャラクターやコンビアクションは、今後の拡張次第で作品横断的な体験へと発展する可能性を秘めている。一方で、対応キャラクターが限定的な現状では、機能の評価はまだ“入口”に過ぎない。今後どこまで組み合わせや表現が広がるかが、本機能の真価を決めるポイントになりそうだ。