スマートフォン向けストラテジーゲーム BIOHAZARD Survival Unit が、累計500万ダウンロードを突破しました。アニプレックスとJOYCITYのタッグによって生まれた本作は、「BIOHAZARD」シリーズの緊張感ある世界観を、リアルタイム戦略という形で再構築した意欲作です。
最大の魅力は、IPの強さに頼り切らない設計にあります。拠点の発展、資源管理、ユニット編成といった基本は王道ながら、ゾンビサバイバルという題材が常にプレイヤーに緊張感を与えます。シリーズおなじみの雰囲気が、単なる演出ではなく“判断を鈍らせる心理的圧力”として機能している点は秀逸です。

同ジャンルの『State of Survival』や『Last Fortress』と比較すると、『BIOHAZARD Survival Unit』はキャラクター性と世界設定の一体感が際立っています。派手な成長スピードや即時的な爽快感ではやや控えめですが、その分、長期運営を前提としたバランス調整が感じられ、腰を据えて遊ぶタイプの戦略ゲームと言えるでしょう。
15以上の国と地域で無料ランキング1位を獲得し、さらに中東・北アフリカへの展開やアラビア語対応を行った点からも、本作が“グローバル向けタイトル”として設計されていることが分かります。BIOHAZARDという日本発IPが、戦略ゲームという形で世界に浸透しているのは注目すべき動きです。
総評として、『BIOHAZARD Survival Unit』は、原作ファン向けのスピンオフに留まらない完成度を持った戦略シミュレーションです。派手さよりも持続力を重視するプレイヤー、協力と対立が交錯する緊張感を楽しみたい人にこそ、長く付き合える一本だと感じました。