CTW株式会社は、G123の新作タイトル『小林さんちのメイドラゴン ファンタジア』を、2026年1月30日に正式サービス開始すると発表した。本作は、人気アニメ小林さんちのメイドラゴン**の世界観をベースにした、ブラウザ対応のファンタジーRPGである。
舞台となるのは、キャラクターたちが閉じ込められてしまった仮想現実のゲーム世界。小林さんやトール、カンナといったおなじみの面々が、戦士や魔法使い、弓使い、盗賊といったRPG定番のジョブ装備を身にまとい、元の世界への帰還を目指して冒険に挑む。原作の「ほっこりした日常」と「ドタバタ感」を、RPGという枠組みの中に自然に落とし込んだ設定と言える。

バトルシステムは、指先ひとつでコンボがつながるシンプルな操作性が特徴だ。複雑な入力を要求せず、キャラクターたちが画面狭しと暴れ回る様子を眺めながらテンポ良く進められる設計は、近年のカジュアルRPGや放置系RPGに近い。一方で、モンスター討伐による装備収集や、装備の組み合わせによって性能を最適化する「ビルド構築」といった要素は、王道RPGの楽しさをしっかりと押さえている。
同ジャンルのアニメ原作RPGと比較すると、本作はアクション性や競争要素を前面に押し出すタイプではない。その代わり、原作キャラクター同士の掛け合いや、世界観に浸りながら気軽に遊べる点を重視している印象だ。ダウンロード不要で、スマートフォン・タブレット・PCのブラウザからプレイ可能という点も、日常のスキマ時間に触れやすい強みとなっている。
所感・考察
『小林さんちのメイドラゴン ファンタジア』は、原作ファン向けのキャラクターゲームでありながら、RPGとしての基本要素を丁寧にまとめた作品だと感じられる。刺激的な新システムや高難度バトルを求めるプレイヤーには物足りない可能性がある一方で、世界観を楽しみながら長く付き合えるタイトルを探している人には適した選択肢になりそうだ。原作の空気感をどこまで継続的な運営で活かせるかが、本作の評価を左右するポイントになるだろう。