講談社ゲームラボは2月19日より、Steamにて『トレイルレイル』と『わびさび寿司ダービー』の体験版配信を開始しました。両タイトルはSteam Nextフェスにも出展予定で、その独創的なゲーム性が大きな注目を集めています。
『トレイルレイル』――歩いた軌跡が“道”になる
『トレイルレイル』は、自分の移動軌跡を実体化させて足場や橋を作るという斬新な発想の物理演算アクションパズルです。操作は「移動」「ジャンプ」「実体化」のみとシンプルですが、発想次第で無限の解法が生まれます。

空中ジャンプの軌跡を橋にしたり、円を描いて足場にしたりと、まさに“思考が形になる”感覚が魅力。
『Portal』が空間転移のロジックで魅せる作品なら、本作は「動きそのもの」をパズルに変えるタイプと言えるでしょう。物理的な押し引きや回転を活かす点では『Human: Fall Flat』に近い側面もありますが、より純粋なひらめき重視の設計です。
『わびさび寿司ダービー』――食べられたら即終了
一方、『わびさび寿司ダービー』は寿司を育成しレースに出場させるという異色作。最大の特徴は「食べられたらロスト」という緊張感です。

どれだけ丹精込めて育てた寿司でも、レース中に客の箸に捕まれば消滅。
この不可逆性はローグライク的な緊張感を生みます。『ウマ娘』の育成要素に、シビアなリスク管理を加えたような構造ですが、演出はあくまでコミカル。応援による加速タイミングが勝敗を左右します。

総評
両作品に共通するのは、「既存ジャンルの枠を少しずらす」挑戦的な姿勢です。
『トレイルレイル』は発想力を楽しむパズル好きに、『わびさび寿司ダービー』はリスクと緊張感を楽しめるプレイヤーに特におすすめです。
インディーらしい大胆なアイデアが光る2作。体験版の完成度も高く、製品版への期待が高まる内容と言えるでしょう。