中国の俳優 Zhang Linghe と女優 Tian Xiwei が主演する時代劇ドラマ Zhu Yu が、配信プラットフォームで注目の成績を記録し、大きな話題となっている。作品は iQIYI と Tencent Video の二大配信サービスで同時にヒット指数の大台を突破し、2026年の中国ドラマ市場における代表的なヒット作の一つとして注目を集めている。

Tencent Video は11日、Zhu Yu のヒット指数が3万を突破し、2026年に同プラットフォームで記録された最高数値を更新したと発表した。一方、iQIYI も同日、同作品の熱度指数が1万を突破したと公表。今年に入って同プラットフォームで2作目となる「1万突破作品」となった。
この結果、Zhu Yu は中国ドラマとして初めて、二大動画配信プラットフォームで同時に大ヒットを達成した作品として注目を浴びている。
また、中国のエンタメデータ分析サービス Enlightent の統計によると、同作品の単日市場占有率は約41.1%に達し、1日の有効再生回数は1億回を超えると推定されている。
作品の人気の背景には、登場人物の印象的なビジュアルやユニークなキャラクター設定があるとみられる。物語は「肉屋の娘」と「没落した侯爵」という異色の組み合わせを中心に展開し、多くの視聴者の関心を引きつけた。さらに、監督 Zeng Qingjie は光と影、構図、カメラワークを巧みに用い、映画のような映像表現を作り上げた点でも評価されている。
主演の Zhang Linghe は本作の演技でも注目され、「1995年以降生まれの俳優として初めて、三大配信プラットフォームで“万突破”作品を持つ主演俳優」となったと伝えられている。一方、Tian Xiwei も人気が急上昇し、新たに19件の広告契約が増えたとされている。
SNS上では、「二大プラットフォームで同時に記録を更新した」「2026年最初の大ヒット作」「主演カップルのケミストリーが魅力的」といった肯定的な声が多く見られる。
しかしその一方で、高い成績とともに議論も生まれている。一部の視聴者からは、話題の多くが主演俳優のビジュアルやカップルの相性に集中しており、ストーリーの深みがやや不足しているとの指摘も出ている。さらに、各プラットフォームが公表する視聴データの信頼性や、作品の宣伝戦略をめぐって疑問の声も上がっており、ヒットの背景についてはさまざまな見方が存在している。