SUPER EIGHTの安田章大と能年玲奈がダブル主演を務める映画『栄光と垂直』が、8月28日より公開される。本作は、自閉スペクトラム症(ASD)を抱える男性と、結婚を控えた妹との関係を軸に描くヒューマンドラマである。
物語の主人公・大樹(安田章大)はASDを抱えながら清掃の仕事に従事し、周囲の支援を受けつつ自立した生活を送っている。特に妹の望(能年玲奈)は、常に兄に寄り添い、助言やサポートを続けてきた存在だ。幼い頃に母を亡くし、無関心な父とは距離を保ちながら、兄妹は互いに支え合って生きてきた。
二人はこれまでと変わらぬ日々が続くと考えていたが、望が結婚を控えていることを打ち明けたことで状況は一変する。兄妹はそれぞれの将来、そしてこれまで向き合わずにきた過去と対峙することになる。
共演には飯島空、高山智宏、谷村美月、福田転球、芦川誠、Saori、久保田磨希、河野空、高田宏季、武藤凪、菅野美寿紀、菅原大吉が名を連ねる。家族の絆と自立、そして人生の転機を静かに描く本作に注目が集まっている。
女優のHaruと麻生久美子がダブル主演を務める連続ドラマ『Tsukiyo Koro - Kotae wa Meisaku no Naka ni -』が、4月より毎週水曜22時から日本テレビ(NTV)で放送される。本作は作家・秋吉理香子の小説を原作としている。
物語は、文学を愛するトランスジェンダー女性でバーを営む野宮ルナ(Haru)と、夫の不倫や子どもたちとの関係に悩む専業主婦・沢辻涼子(麻生久美子)という、対照的な二人の女性を中心に展開する。価値観も生き方も大きく異なる二人だが、ルナが涼子の胸中に20年前から残る後悔に気づいたことをきっかけに、ともに大阪へ向かうことになる。やがて二人は殺人事件に巻き込まれ、思いがけない展開へと進んでいく。
劇中では、ルナが持つ豊富な文学知識が物語の鍵を握る。夏目漱石、太宰治、江戸川乱歩、谷崎潤一郎といった文豪たちの名作が随所に引用され、それらの作品解釈を手がかりに事件の真相と人間の複雑な悲劇がひも解かれていく構成となっている。文学とミステリーを融合させたストーリー展開が見どころの一つだ。
異なる背景を持つ二人の女性が共闘しながら真実に迫る過程を描く本作は、ヒューマンドラマとサスペンスの要素をあわせ持つ作品として注目を集めている。